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一宮神社から八宮神社へ(2)

 

 

日時 :2015年3月4日(水)晴れ

目的地:五宮神社・七宮神社・八宮神社

目的 :生田裔神八社(いくたえいしんはっしゃ)

    を巡る

アクセス:神戸市バス・市営地下鉄

1月14日に一宮神社から四宮神社に行った生田裔神八社 (えいしんはちしゃ)の前半を引き続いて五宮神社から八宮神社までを巡ることに。

五宮神社(天穂日命・あめのほひのみこと

 三宮から市バスの7系統(JR神戸駅行き)に乗り、五宮町で降り少し戻ったところで案内板を見つけた。この辺りに多い細くて急な坂道を上っている途中、犬の散歩をしていた方に 教えていただき、やっと見つけた。
石段を上がるとひっそりと神社があった。

五宮神社

境内は広く、神戸の街を見下ろす、とても良い雰囲気で、この神社ができた頃を蘇えらせる。このあたりには古くから住んでいる人が多いのか、すぐ隣にも下にも多くのお寺があった。

 

八宮神社(熊野杼樟日命・くまのくすこのみこと)

  次の八宮神社までどう進むか話し合った結果、そのまま歩くことになった。バス通まで戻り宇治川に沿って歩いた。

五宮神社の急坂

宇治川

まだ桜には早いが、当日は風が強かったが日差しは大分春めいて散歩にはちょうど良いコースだ。山中浜側に「八宮神社」の札を見つけた。早速、向かって歩く。賑やかな幹線道路から少し入っただけなのに落ち着いた静かな街の中に静かに社はあった。ここには「六宮神社」(天津彦根命・あまつひこねのみこと)が合祀されていると聞いていたが「六宮神社合祀」と書かれたあまり大きくない古びた木札がぶら下げられていただけなのは何とも割り切れない気持ちになった。

ここの狛犬はまだ新しいのか、とても美しかった。

休憩がてら文化ホールへ向かう。

ホールから年輩の方々が大勢出て来られた。どうやら老眼大学が開催されていたようだ。

文化ホールの近くで仕事中の人に中央市場への行き方を尋ねると、事前にインターネットで調べたとおり地下鉄海岸線を利用するのが速くて行き易いと勧められたので「新長田」で海岸線に乗り換えて「中央市場前」に着いた。中央市場は以前来た時と随分様子が変わっていた。事務関係や食堂関係は入ってすぐの新しいビルに集められていた 。

八宮神社

六宮神社合祀の札

後で聞いた話では、近頃は中央市場を通さずに産地と直接取引する業者やスーパーマーケットが増えているので、市場の機能が縮小されてきているそうだ。トラックなどの駐車場として使われていた広大な土地を処分し、このビルを建てたと聞いた。処分した土地には商業施設ができるそうだ。ここで12時を過ぎていたので念願の寿司を食べ満足した。

七宮神社(大己貴命・おおなむちのみこと)
寿司店の店主が七宮神社までの道を丁寧に教えてくれた。北側にハーバーランド付近の建物が見え、神戸駅に近いことを感じながら歩いていくと高速道路の下辺りに七宮神社があった。コンクリート造りの立派な鳥居をくぐると、境内は広く平らだったが何もない無機質な神社という印象がした。航海の神でもあったようで社の前に錨が供えてあった。インターネットで調べると、この神社だけは生田神社の末社ではなく、長田神社の末社でもあり前身は敏馬(みぬめ)神社とされている。

七宮神社

ここでのお参りで「生田裔神八社」を廻り終えてほっとし、帰路に着く。神戸駅に向かう途中、見覚えのある風景に誘われて新開地通りを北へ向かい高速新開地駅で解散した。

七宮神社の錨

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