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須磨寺

日時   : 2017年5月18日(水)

目的地  : 須磨寺

目的   : 近くの歴史あるお寺を更に身近に感じてみる

アクセス : 山陽電鉄「須磨寺」駅より徒歩。

私たちの年齢になると、あちこちのお寺や神社に行くことが多くなってくる。

須磨寺は、昔から毎月20日と21日は「お大師さん(おだいっさん)」と親しまれ、

参拝者も多いようだ。

吽行像 と  阿行像

886年開山。ご本尊は観音様で安産の神様として古くから親しまれている。国指定重要文化財の十一面観音立像をはじめ多くの文化財がある。

駅を降りるとまっすぐに須磨寺に向かう道になっている(智慧の道)

古くて懐かしさを感じさせる町並みだが平日で行事がある日でもないせいか参道には人の数も少なく、休業している店舗もあって、ここもさびれたのかなあと思わせる。

龍華橋を渡ると仁王門、手水所で身を清め、まず、お参り。今回は、お参りはもとより、須磨寺には、楽しい仕掛けががいろいろあるらしい。お参りをしながら一つずつ見ていくことに。

本堂を降りると「結縁数珠」。直径10センチほどもある大きな22個の木製の数珠を肩に乗せて願い事をする、重かった。すぐ前の寺務所に寄ってみる。 数珠やお守りなどが売られている。突然音楽が鳴りだした。見てみるとからくり時計が動いている。

  可愛い小坊主さんが出たり入ったり、様々な登場人物がいろいろな場面を繰り広げ2~3分のドラマを繰り広げ何事もないかのように閉じられて普通の時計に戻った。

少し坂を上ると小さい屋根付きの小屋に五猿があった。「(ためにならない態度を)見ざる、(ためにならない事を)言わざる、(ためにならない話を)聞かざる、(ままにならないことを)怒らざる、(まんまんちゃんはよい行いも悪い行いも)見て五猿。と書かれた札が張られてあった。五匹の頭をなでると手で目や口を塞いでいた。

結縁数珠。

からくり時計

智慧の道

千手観音菩薩

五猿

向かい側には、6地蔵。となりには、シベリヤ慰霊碑。一緒に飾られているミーシャ熊。熊をなでると「異国の丘」が悲しげに奏でられていた。

何時ものお参りの時にはあまり行かないという奥の院までいくことになった。右手の方に登って行くとだんだん急な階段になって山の中に入って行った。途中に奇麗な色の幟が立っていて十三佛と七福神が祀られていた。

山頂の奥の院まで30分ほどで到着。疲れたけれど周りの山の緑のさわやかさにほっとした。下りは上りとは違うコースで坂も少し緩やかだった。

下りたところに小さな十三重の搭と小さな滝と池があり、少し休んで遅まきのランチに。毎月二十日の「お大師さん」の日は参道に屋台なども出されて、とても賑わうようだが、あいにくこの日の参道はお休みのお店もちょこちょこあって、食事やお茶を飲みに入るにも探し回った。近年になり納骨堂や共同墓地も作られ、多くの遺骨が祭られているそうだ。ふと自分の行く末を考えてしまっひとときだった。

六地蔵

 十三重の搭

 奥の院

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